針やカミソリの刃も捨てられる
カッターの刃を捨てる方法
Amazonで買える名品を紹介していく「Amazonで買える名品たち」。第2回の今日は、オルファ(OLFA)社 のポキについて書いてみようと思います。
ポキというと、何を思い浮かべますか? オルファ社と聞けば、誰もが「カッターナイフ」を思い浮かべると思います。「ポキ」は、そのカッターナイフの刃を安全にポキっと折って、処分できるように開発された商品。
「日本の刃から世界の刃へ」
オルファ(OLFA)社といえば、世界ではじめて「刃を折るカッターナイフ」を発明した大阪の刃物会社として知られています。
事務用のナイフというのがまだなかった時代(まだ生まれていませんが)、鉛筆を削ったり、紙を切ったりは「肥後守」。でも、刃がだめになったら研ぐ必要がありますし、安全面でも不安がありました。
そこで思いついたのが、チョコレートのようにポキポキ折って刃を新しくするアイデア。これなら、刃が使えなくなっても、ポキっと折って新しい刃でスパッと切ることができる。この「折る刃」を社名に込め「オルファ」としたわけです。
この画期的なカッターは世界中に広まり、今ではカッターナイフのデファクト・スタンダードになっています。
会社に、自宅に、この「折る刃」式のカッターナイフが無いという所は無いのではないでしょうか。
さて、今日はここまでが前置きでした。長くてすみません。どうしても書きたかったものですから。
意外と「折らない人が多い」カッター
このカッターに対する不満としてよくあるのが、
- 切れ味がすぐ落ちる
- 刃を折るのが面倒
- 刃を捨てるのが大変
「ポキ」オルファ(OLFA)社の隠れた名品
そんな時に役立つ名品がこちら。オルファ(OLFA)社の「安全刃折処理器『ポキ』」です。
デザインも無駄が無く、美しい。
これなら、
- 1秒で簡単・安全に折れる
- ケースの中に刃を貯めてくれる
- 刃をまとめてから処分できる
いままでの悩みを一挙に解決してくれるカッターナイフ界の隠れた名品です。
一度使ったら「ポキ」の伝道師になるほど
貯金箱のような穴に、刃を差し込んで、横に倒せば「ポキ」っと折れます。
これを使うようになってからは、切れ味がちょっと悪くなるだけで、すぐに刃を折るようになりました。簡単に折れるのも魅力ですが、切れ味が本当に良くなるので、精神衛生的にも爽快です。
今まで刃を飛ばすのが怖くて、いつまでも切れ味のわるいカッターを使っている人、刃がベトついたり錆びたりしている人、カッターを折る度にガムテープで巻いている人、折る時にいつも3つくらいまとめて折ってしまう人、是非、オススメです。
わたしは、自室、リビング、倉庫、仕事場など、カッターのある場所に、セットでしまっています。
意外と「ポキ」を知らない方が多いので、ほうぼうで配って喜ばれています。もう「ポキ」の伝道師です。
オルファさんもカッターの宣伝をするんだったら、「ポキ」の宣伝をしたほうが、カッターの刃がもっと売れるのではないでしょうか。
そんな風に思う今日このごろです。
安全刃折処理器オルファ(OLFA) 「ポキ」 133K
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